観光

丘の上にある街ローテンブルクはメルヘンチック!ミュンヘンからの日帰りに最適!

ミュンヘンに来て、一通り観光できたけど、ミュンヘンから日帰りで行けるとこないかな?このまま、ミュンヘンに居るのも時間もったいないし、どうしようかな?

それなら、自分で調べてみようという事で、現地に住んでる日本人に聞いてみた!ミュンヘンから電車で日帰りで行ける、丘の上にあるメルヘンチックな街ローテンブルク!!

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ローテンブルク・オプ・デア・タウバーって何?

ドイツ南部のバイエルン州ミッテルフランケンのアンスバッハ郡にある大規模郡都市です。

ローテンブルクの起源は、970年頃にライニガーという名の東フランケン地方の貴族によって創設。この貴族が、タウバー川を望む丘の上に (oberhalb der Tauber) 城を建てたことが、現在の地名である "ob der Tauber " の由来です。

アンスバッハ郡の経済構造は、中小企業によって形成されおります。特にプラスチック産業と情報技術に力を入れております。この地は中世時代から手工業が盛んな地域だったため、今日の中小企業に発展したのでないかと思います。

ミュンヘンから日帰りで行けて、これだけ中世の街並みが残っている城下町は、ローテンブルクだけだと思います。

ローテンブルク・オプ・デア・タウバー 最も美しい一画 引用元:wikipedia

ローテンブルク・オプ・デア・タウバーに何があるの?

ローテンブルクって丘の上にある観光地って事は分かったけど、何があるの?どこに何があるのか分かんない?それなら、自分で調べてみようという事で、ローテンブルクに日帰り旅行にいったことのある、ミュンヘンに住んでる日本人に聞いてみた。

ローテンブルクに来たら見逃せない、ここだけは絶対に抑えて!帝国都市博物館、中世犯罪博物館、人形とおもちゃの博物館、羊飼いの踊り博物館、クリスマス博物館と郷土博物館。それでは、各々6つの博物館についてみていきましょう!!

【博物館】

  • 帝国都市博物館
  • 中世犯罪博物館
  • 人形とおもちゃの博物館
  • 羊飼いの踊り博物館
  • クリスマス博物館
  • 郷土博物館

帝国都市博物館

帝国都市博物館には、絵画、彫刻、工芸品、ユダヤ史および美術史を幅広く展示しています。

帝国都市博物館には、マリー・アントワネットとフリードリヒ大王の狩猟用ライフルが展示されているので、次回ローテンブルクに行く機会がありましたら、是非見に行きたいと思います。

中世犯罪博物館

ローテンブルクの中世犯罪博物館では、12世紀から19世紀までのドイツの法律と刑罰に関する具体的な展示がされています。

全てドイツの事例で、ヨーロッパ全体に共通する中世の生活様式と文化を知ることのできる、非常に貴重な博物館です。拷問や処刑の様子や道具が展示されております。

ドイツでも唯一の犯罪博物館であり、中世時代に法に触れた者が、どのような処刑を受けていたのか、細かく記されております。

個人的に、あまり興味がない分野なのですが、歴史の影に隠れて行われて来た処刑や拷問が、どんな物であったか知る上では、最高の博物だと思います。興味のある方は、是非足を運んで見て下さい。

人形とおもちゃの博物館

映画作家 イワンシュタイガーの作品で、ドイツ、アメリカ、フランスのオモチャを展示する為に、1983年に開設されました。

ここにしかない珍しい物で、ノアの箱船、司祭の服を着た人形がみれます。また、鉄道模型や市松人形などの展示もされております。

個人的には、鉄道模型は見てみたいと思っています。

羊飼いの踊り博物館(聖ヴォルフガング教会)

羊飼いの踊り博物館には、羊の養殖に関する興味深い展示物があります。中世のローテンブルクでは、羊の養殖と羊毛取引が非常に重要な産業でした。

さて、羊飼いの踊り博物館の由来ですが、ここで礼拝式を行ったあと、踊りながら居酒屋に繰り出していたとされます。なんだか陽気なメンバーの集まりだった事が伺い知れます。

この羊飼いの踊りは、ローテンブルクの伝統となってお祭りのたびにマルクト広場で披露されているので、見る機会があると思います。

次回、ミュンへからローテンブルクに日帰りで行くときは、お祭りのタイミングに合わせて行きたいと思います。

クリスマス博物館

クリスマス博物館は、一年を通じてご覧いただけるドイツ最初のクリスマス博物館として、2000年9月にケーテ・ウォルファルトのクリスマスビレッジ内に併設されました。

"クリスマスビレッジ"・・・クリスマスビレッジは一年中クリスマス用品を取り扱う専門店です。

クリスマス博物館というだけあって、一年中クリスマスの雰囲気を味わえるのはここだけだと思います。クリスマス好きの人には、外せないポイントです。

余談ですが、クリスマスって一年に一回の一大イベントですよね。特にヨーロッパでは、クリスマスは毎年休暇になります。

ドイツ全土で言えると思いますが、ミュンヘンでは基本的に12月25日、26日が休みになります。

この時ばかりは、レストランを除く街中の至るところが、休みになって静まりかえります。基本的にクリスマスは、家族や恋人と、静かに祝うという風習が色濃く残っています。

レストランでも9割以上が、カップル連れのお客さんしか来店しません。”なんかイメージと違う!”と思われる方もいる方と思いますが、日本と全然違います。

日本とは一風変わったクリスマスの過ごし方も、人生の中で一度は体験しても良いのではないかと思います。

郷土博物館

郷土博物館は、観光ガイドに記載されていない穴場スポットになります。もともと、修道院だった建物が改装され博物館になっております。内部は中世時代に使われていた、鎧、剣、盾等が展示されております。

私も一度、郷土博物館を訪れた事があります。物凄く寒い日だった事もあり、館内には数える程のお客さんしかいませんでした。ガイドブックにも記載されていない穴場スポットになりますので、ひとけの少ない館内を堪能しては如何でしょうか?

以上6つの博物館を御紹介させて頂きましたが、気に入った博物館はありましたか?私の個人的な意見としては、どの博物館も見どころ満載なのですが、もっとも興味のある博物に絞って見学されるのも良いのではないかと思います。

じっくり見学していると、あっという間に1~2時間経過している事も多々あります。

ミュンヘンから日帰りでローテンブルクに行かれる際は、帰りの電車の時刻と、博物館の閉館時間を考慮して、見学されると良いかと思います。1つの博物館あたりどのくらいの時間を費やせるか見えてきます。

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意外と知られていない、職人の家って何?

ローテンブルクには6つの博物館が有って、各々魅力的なスポットである事は、分かったけど、地元の職人がどんな暮らしをしていたのか全然分かんない?大きな出来事は知ることが出来たけど、職人の生活は全然わかんない?

それなら、もうちょっと深掘りして調らべてみようという事で、またまたミュンへンに住んでる日本人に聞いてみた。これで、あなたもローテンブルク通、職人の生活はこれだ!!

アルト・ローテンブルクの職人の家

職人の家は、1270年から1300年ごろに建てられ、様々な職人たちの仕事場として使用されていました。どんな職人が実際に住んでいたのか見ていきましょう。

  • 1500年頃まで「おけ職人」
  • 1500年~1680年まで「染物師」
  • 1681年~1724年まで「織物師」
  • 1724年~1802年まで「靴屋」
  • その後、「カゴ細工師」、「石けん製造工」、「塗装工」が、時代の変革ととも移り住んでいました。

職人の家は、1階の玄関、台所、職人の作業場、居間、屋根裏部屋まで見ることができます。家の中には、井戸や石のかまど、仕事道具、タンスにしまわれた数々の刺繍のついた織物、小さな祭壇が展示。屋根裏には手作り大小のそりがあります。

私は、一度ローテンブルクを訪れているのですが、前回は見逃してしまったので、次回ミュンヘンからローテンブルクに日帰りで行った際には、確実に抑えておきたいスポットです。

ローテンブルクにはどんなイベントがあるの?

ローテンブルクには6つの博物館と職人の家が有って、各々魅力的なスポットである事は、分かったけど、地元には、どんなイベントがあるのか全然分かんない?街並み、観光スポットは知ることが出来たけど、イベントについては全然わかんない?

それなら、もうちょっと深掘りして調らべてみようという事で、しつこくミュンへンに住んでる日本人に聞いてみた。これは、知らなきゃ損、こんな伝統的なイベントがあった!!この時期に合わせて訪れてみよう!!

【イベント】

  • マイスタートルンクの祭り 毎年5月~6月に開催
  • 帝国自由都市祭り     毎年8月下旬~9月上旬に開催
  • クリスマスマーケット   毎年11月下旬頃~12月23日まで開催

マイスタートゥルンク歴史祭

マイスタートゥルンク歴史祭は、17世紀の三十年戦争の最中、当時の市長が、ワインの一気飲で町を救ったエピソードを再現する歴史祭。中世の衣装をまとった人々が当時のローテンブルクの町の様子を再現しています。毎年5月~6月の「聖霊降臨祭(Pfingsten)」前後に行われます。

私が、市長だったら3リットルのワイン一気飲みで街を救えたか?分かりませんが、この市長は自身とローテンブルクの未来を掛けて挑んだ生き様は、見事だと思いました。

もし、失敗していたら、ローテンブルクは焼き払われていたので、この地は無かったかもしれませんね。怖い話ですが、歴史の分岐点だった訳ですね。

帝国自由都市祭り

帝国自由都市祭りは、過去何百年にも渡って、受け継がれて来た伝統、職人芸を、
今日も絶やすこと無く大切に守り抜いて行く事を目的としたお祭りです。

このお祭りは、毎年8月下旬から9月上旬に3日連続で行われ、金曜日に開幕し、日曜日に閉幕します。

金曜日の夜には、松明行列がマルクト広場に繰り出します。アーケードが特徴的な歴史的な市庁舎は音楽花火の素晴らしい舞台になります。

タウバー渓谷で大砲のとどろきと炎とともに大花火があがった後、土曜日の夜に町はいったん眠りにつき、翌朝また祭りを続けます。

私も、帝国自由都市祭りには機会が有ったら、行きたいと思っております。一番のポイントは金曜日の夜に行われる松明行列です。

松明行列には民族衣装を着た、多くの地元の方が参列しているので、街ごと中世にタイムスリップしたような感じになります。ローテンブルクに帝国自由都市祭りの時期に訪れた方は必見です!!

クリスマスマーケット

ローテンブルクは、毎年この時期に、おとぎの国に変身します。15世紀頃から始まった、クリスマス前の待降節(11月下旬)から、素晴らしいクリスマスマーケットが開かれております。

500年以上前から続く伝統あるクリスマスマーケットは、ほとんど趣旨を変えず今日まで伝えられております。

私は、ミュンヘンとニュルンベルクのクリスマスマーケットは、見に行った事があるのですが、ローテンブルクのクリスマスマーケットは見たことがありません。機会があればミュンヘンから日帰りで見に行きたいです。

以上3つのイベントを紹介させて頂きましたが、みなさんはどのイベントに行きたいですか?私が、一番興味があるのは、帝国自由都市祭りです。一度で良いから、民族衣装を着た松明行列をみたいと思います。

ローテンブルクにはどんなスイーツがあるの?

ローテンブルクには3つのイベントが有って、各々凄いイベントである事は、分かったけど、地元には、どんなスイーツがあるのか全然分かんない?街並み、イベントは知ることが出来たけど、スイーツについては全然わかんない?

それなら、もうちょっと深掘りして調らべてみようという事で、またまた、しつこくミュンへンに住んでる日本人に聞いてみた。(これ以上聞いたら嫌われるかも?)これは、知らなきゃ損、こんな伝統的なスイーツがあった!!
それがシューバーネル!!詳しくはこちら!!

シュバーネル

シュバーネルは、クッキー生地をぐるぐるに巻いた後、油で揚げて砂糖やチョコレートでコーティングしたお菓子です。私もチョコレートのシュバーネルを一度食べた事があります。

食感はもの凄く硬く、サイズも大きいので一口では食べれません。本題の味ですが?個人的には好きな味です。ローテンブルクに来られた際は、一度召し上がってみて下さい。

ミュンヘンには売っていない、ローテンブルクでしか、お目にかかれないお菓子なので、是非試してみて下さい。

シュバーネル チョコレート味

ローテンブルク・オプ・デア・タウバーってどうやっていくの?

ミュンヘン中央駅(München Hbf)から、快速電車(RE…Regional Express)に乗車し2回の乗り継ぎで、目的地のローテンブルク・オプ・デア・タウバー(Rothenburg ob der Tauber)に到着します。

出発する時間帯にもよりますが、片道3時間30分位で到着します。それでは、乗り継ぎ駅の詳細を見ていきましょう。

乗り継ぎ駅の流れ

電車の時刻表は、ミュンヘン中央駅やローテンブルク・オプ・デア・タウバー駅で確認できます。

心配な方は、DB Navigatorというアプリをオススメします。このアプリはドイツ全土の鉄道網を検索出来る無料アプリで、出発駅と、到着駅を入力すると電車の出発時刻、乗り継ぎ情報と到着時刻が表示されます。

ドイツは基本的にほぼ時間通りに電車が来るので、このアプリを信用して問題無いです。私は、毎回このアプリを使って遠出してます。

DB Navigatorは、アンドロイド、iphone OSどちらにも適用されてます。

ローテンブルク・オプ・デア・タウバーに行かれる際は、バイエルンチケットを購入される事をオススメします。2等クラスのみ乗車可能ですが、1人の場合は25€掛かります。複数人で乗車すると1人あたりの運賃が安くなります。最大5人まで。

ローテンブルク市庁舎

まとめ

  • ドイツ南部のバイエルン州ミッテルフランケンのアンスバッハ郡にある大規模郡都市
  • ローテンブルクには、6つの博物館と職人の家があり、見学できる
  • ローテンブルクには、マイスタートルンクの祭り、帝国自由都市祭りとクリスマスマーケットという3つの大きなイベントがある
  • ミュンヘン中央駅から2回の乗り継ぎで、ローテンブルクに行ける

私が、初めてミュンヘンからローテンブルクに日帰りで訪れた時は、前日に降った雪の影響で、街中が雪化粧をしており、異様な静けさと、身に突き刺さる寒さを感じたのを覚えております。

この日のローテンブルクは、無風なのに一日中氷点下を記録しており、観光の合間、寒さに耐えかねて、何度もカフェやレストランに入った記憶があります。

クリスマスマーケットシーズンや冬の時期に来られる際は、完全な防寒対策をされてから来られる事をオススメします。

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