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確定申告の医療費控除の金額計算ってどうするの?2018年個人で申告時の必要書類は何?

毎年2月中旬ごろから3月中旬ごろまで行われるのが、確定申告ですね。確定申告の時期になるとやらなければならないのが、医療費控除ですよね。この医療費控除ですが金額の計算方法って知ってますか?

また、個人で事業をされている方は、どんな書類が必要になるか知ってますか?これらの疑問に私がさまざまな角度から情報収集しました。

確定申告の医療費控除の金額計算は、この方法で意外と簡単に計算できた!!個人事業をされている方は、2018年確定申告必要書類がこちら!!

確定申告 引用元:Google

そもそも、医療費控除とは?

医療費控除とは、医療費をたくさん使った年に確定申告で、払いすぎた税金の一部を還付する事ができる仕組みですね。主な医療費控除の対象項目がこちら!!

  • 1)医師または、歯科医師による診療や治療の対価
  • 2)治療または、療養に必要な医薬品の購入の対価
  • 3)病院、診療所、介護老人保健施設、介護療養型医療施設、指定介護老人福祉施設、指定地域密着型介護老人福祉施設や助産所へ収容されるための、人的役務の提供の対価
  • 4)マッサージ指圧師、はり師、きゅう師や柔道整復師による施術の対価
  • 5)保健師、看護師、准看護師や特に依頼した人による療養上の世話の対価
  • 6)助産師による分べんの介助の対価

医療費控除の対象項目には、マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の施術対価も含まれるようですね。私は最近まで、これらの項目が医療費控除になる事を知らなかったので、勉強になりましたね。

引き続き、医療費控除の対象項目がこちら!!

  • 7)介護福祉士等による一定の気管内吸引および経管栄養(※)の対価
  • 8)介護保険制度のもとで提供された一定の施設・居宅サービスの自己負担額
  • 9)骨髄移植推進財団に支払う骨髄移植のあっせんに係る患者負担金
  • 10)日本臓器移植ネットワークに支払う臓器移植のあっせんに係る患者負担金
  • 11)高齢者の医療の確保に関する法律に規定する特定保健指導(一定の積極的支援によるものに限ります。)のうち一定の基準に該当する者が支払う自己負担金
  • 12)次のような費用で、医師等による診療、治療、施術又は分べんの介助を受けるために直接必要なもの
  • 12-1)医師等による診療等を受けるための通院費、医師等の送迎費、入院の際の部屋代や食事代の費用、コルセットなどの医療用器具等の購入代やその賃借料で通常必要なもの
  • 12-2)医師等による診療や治療を受けるために直接必要な、義手、義足、松葉杖、補聴器、義歯などの購入費用
  • 12-3)傷病によりおおむね6か月以上寝たきりで医師の治療を受けている場合に、おむつを使う必要があると認められるときのおむつ代

経管栄養・・・経口摂取が不可能あるいは不十分な患者に対し、体外から消化管内に通したチューブを用いて流動食を投与する処置

私は、歯の治療やレーシックの手術代しか医療費控除申請をしたことなかったのですが、医療費控除って細かく見ていくと、適用できる項目がたくさんある事が分かりますね。

確定申告の医療費控除ってどうやって金額計算するの?

確定申告の医療費控除は総所得(※)が200万円以上か、200万円未満で金額の計算方法がことなるようですね。それでは、計算式の違いについて見ていきましょう!!

総所得・・・サラリーマンの方は「給与所得控除後の金額」になりますね。

総所得200万円以上の場合がこちら!!

  • 1年間で支払った医療費 - 保険金等で補填される金額(※) - 10万円 = 医療費控除額

総所得が200万円未満の場合がこちら!!

  • 1年間で支払った医療費 - 保険金等で補填される金額 (※) - 総所得の5% = 医療費控除額

保険金等で補填される金額・・・生命保険や共済などによって補われる医療費

総所得が200万円以上か、200万円未満で計算式の最後の項目が「10万円」か「総所得の5%」に分かれる事が分かりますね。

2018年の確定申告で個人事業主が必要になる書類って何?

2018年の確定申告で、個人事業主が必要になる書類は大きく分けて、2つの方法がありますね。

それがこちら!!

  • 白色申告
  • 青色申告

それでは、各々どんな申告なのか見ていきましょう!!

白色申告

白色申告は、簡単な帳簿付けでOKなので、個人事業を始めたばかりの方や、所得が少ない方が選ぶ傾向があるようですね。ただし、白色申告の場合は、青色申告のメリットを受けることが出来ないようですね。

白色申告のメリット・デメリットを一覧にしてみました。それがこちら!!

メリット デメリット
事前申請の必要なし 青色申告の特典を受けられない
帳簿付けが簡単
確定申告の提出書類が少し少なくなる

実際に白色申告で必要になる書類がこちら!!

  • 簡単な帳簿付け(単式簿記※)
  • 領収書・請求書・銀行振込の控えを保管しておく

単式簿記・・・1つの勘定科目(※)にしぼって簿記を記載する方法

勘定科目・・・企業を運営していくうえで発生する収益と費用を、分類するために必要な項目

基本的には、資産、負債、純資産、収益、費用の5つの項目に仕分けされますね。

これらの書類が、白色申告の時に必要になるので必ず準備しておくと良いですね。

青色申告

青色申告は、白色申告より難しい帳簿付けが必要ですが、特別控除で節税できたり、特典が受けられるようですね。

青色申告のメリット・デメリットを一覧にしてみました。それがこちら!!

メリット デメリット
青色申告者へ特典あり 事前申請の必要あり
・青色申告特別控除(最高65万円) 帳簿付けが面倒
・赤字が繰り越せる(3年間) 確定申告の提出書類が少し多くなる
・家族への給与が経費にできる

青色申告をする場合は、事前に「所得税の青色申告承認申請書」を税務署に申請しないと青色申告できないようですね。一度「所得税の青色申告承認申請書」を申請すればOKのようで、毎年申請する必要はないようですね。

私は、青色申告した事ないのですが、「特別控除が最高で65万円」、「赤字が繰り越せる」というのは、大きなメリットだと思いますね。初めて青色申告する時は、分からない事だらけだと思いますが、一度覚えてしまえば、大きな節税効果がありますね。

極端な話しですが、『申告するだけで最高で65万円が還付される』というのは、大企業の冬のボーナス分に相当するので、青色申告のやり方が分からなくて、周りに聞きまくったとしても、挑戦する価値はあると思いますね。

青色申告の申請で必要になる書類がこちら!!

  • 発生主義(※1)で複式簿記(※2)をつける
  • 領収書・請求書・銀行振込の控えを保管しておく

発生主義・・・「現金の収入や支出のタイミングに関係なく」、収入や支出が確定した時点で帳簿をつけること

複式簿記・・・取引ごとに借り方と貸し方の勘定元帳を記載し、勘定科目ごとに仕分けする簿記

白色申告と青色申告、それぞれにメリットはありますが、将来的な節税対策を考えると青色申告をされることをオススメ致しますね。青色申告特別控除で最高65万円の還付があるのは魅力的ですね。

確定申告 引用元:Google

まとめ

  1. 確定申告の医療費控除の金額計算は総所得200万円以上と200万円未満で、2つの方法がある
  2. 2018年の確定申告で個人事業主が必要になる書類は、白色申告と青色申告で異なる
  3. 白色申告の場合、「単式簿記」、「領収書・請求書・銀行振込の控え」が必要
  4. 青色申告の場合、「複式簿記」、「領収書・請求書・銀行振込の控え」が必要

確定申告の医療費控除って内科、眼科や歯医者が真っ先に思いつきますが、マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の施術対価も医療費控除の対象に入っているようですね。

医療費控除を幅広く使えれば、大きな節税になるので、知っていて損はないですね。

2018年の確定申告で個人事業主が必要になる書類は、「簿記」と「領収書・請求書・銀行振込の控え」ですが、簿記は単式簿記の簡単な帳簿か、複式簿記の勘定科目に仕分けされている簿記の違いによって、白色申告か青色申告に分かれますね。

複式簿記は勘定科目を覚えるといった煩わしさはありますが、一度覚えてしまえば一生使えるので、この機会に複式簿記を習得して、青色申告で最大65万円の還付を狙ってみる事をオススメいたします。将来的に大きな節税になりますね。

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