暑気払いって暑い時期に行われる飲み会ですよね。ビアガーデンで同僚と乾杯することが多いと思いますね。
この暑気払いですが、実際にいつから始まって、いつまで続くかご存知ですか?地域によっては、5月頃から30℃を超える夏日になる地域もあると思います。
実は、この暑気払いは毎年時期が決まっているんです。この記事では、暑気払いはいつからいつ頃までの期間を言うのか?
また、暑気払いで幹事なったら押さえておきたい『あいさつ』のオススメについて紹介致します。
いつから、いつまでの期間が暑気払い?
暑気払いは6月21日から8月23日までの約2ヶ月間の期間を言いますね。
『どこからのこの日付がきたの?』って感じる方もいると思います。実はこの日付は二十四節気の夏至と処暑からきています。夏至が毎年6月21日、6月22日に訪れ、処暑は8月23日頃を指します。
夏至は、北半球で一日の昼の長さが一番長くて夜が短い日ですね。処暑は、暑さが峠を越して後退するころという意味がありますね。
このことから暑気払いは、二十四節気にのっとり暑い季節だけに開催される飲み会であることが言えますね。
それでは、そもそもなぜ暑気払いがはじまったのでしょうか?この疑問について見ていきましょう!!
暑気払いの起源って何?
暑気払いの起源は江戸時代に、体を冷やす効能のある漢方や薬などで、体に溜まった『熱気をうち払う』という慣習からきてますね。
特に、枇杷葉(びわよう)という枇杷と桃の葉を煎じた物が、江戸と大阪で暑気払いとして売られていました。
枇杷の葉には、解熱効果があることがすでにこの時代には判明していたことになりますね。
幹事になったら押さえておきたい『あいさつ』のオススメがこちら!!
暑気払いの飲み会が時期的に6月下旬から行われることもあり、新入社員が幹事に抜擢されることもあると思います。
そんな時に押さえておきたい『あいさつ』のオススメがこちら!!
おすすめ:その1
日増しに暑くなってくる毎日ですが、皆さん体調はいかがですか?蒸し暑い夏をバテずにのりきるために今日は英気を養っていきましょう。
それでは、グラスをお取り下さい。用意はよろしいですか?『我社の躍進と、皆様のご活躍を祈って乾杯!!』
一番シンプルな幹事あいさつです。会社の業績とかイベントの進捗とかを気にせずあいさつできますね。
新入社員で幹事をする際に、気をつけるべきポイントは、あいさつが長くならい事ですね。
アルコールを目の前に、聞いている人は『早く飲みたい!!』という気持ちになっており、その点を考えてあげると親切だと思いますね。
おすすめ:その2
皆さん、夏の〇〇イベントお疲れ様でした。私にとっては、初めての〇〇イベントだったので、先輩方には手取り足取り教えていただく事がたくさんありました。来年は、今年の経験を生かし活躍したいと思っております。
暑気払いも初めてですが、チームワークの結束と英気を養い精進できる事を願って乾杯のあいさつとさせて頂きます。『乾杯!!』
新入社員として、初めて携わった〇〇イベントでの体験談を語ることで、あなたの考えを職場の同僚に伝えることができる幹事あいさつですね。
暑気払いの幹事をする事は、会場予約、人数調整や料理のコースを選んだり、アルコールの種類を確認したり大変ですが、あなたの考えを同僚に伝える最高の舞台になると思いますね。
まとめ
- 暑気払いは6月21日から、8月23日までの約2ヶ月間の期間を言う
- 暑気払いの起源は江戸時代に、『熱気をうち払う』という慣習からきている
- 新入社員で幹事になったら、『シンプルなあいさつ』、『入社してからの体験を語ったあいさつ』を使い分ける
暑気払いは夏の風物詩ですね。照りつける太陽と蝉の鳴き声、屋外に一歩でると温まった空気に『モワッ』とした熱気を感じますね。
そんな暑さを、冷たい飲み物や食べ物で冷やして熱気をうち払って、英気を養っていきましょう!!あなたの健康と成功を祈って乾杯!!