誰しも、ソフトボールを始めたら叶えたい夢があると思います。
それが、『打球を遠くに飛ばしたい』。
遠くに飛ばすには、ある程度の筋肉量が必要で、筋トレしてすぐに筋力アップすれば良いのですが、そんな簡単に筋力アップ出来ないのが現実ですね。
『筋力が無くても、ミートしたら飛ぶバットが欲しい』と考えている方も多いと思います。
ソフトボールのバットって、どれも同じように作られている訳では無いんです。
実は、打球が飛びやすいように設計されているバットがあるんです。
この記事では、ソフトボール2号バットで飛距離の出やすいバットの特徴について解説致します。
ソフトボール2号バットで飛ぶものには、この特徴があった!!
ソフトボール2号バットで飛ぶものの特徴が、『重さ』です。
ソフトボール2号用のバットの重さは、1.08kg以内と規定されているので、『何の重さって?』感じられる方もいると思います。
ここで言っている『重さ』とは、『芯の重さ』です。
芯はバットをボールに当てる部分で、バットの先端部から5cmくらいから、バットの根元の方まで広範囲にあります。
ここで、『芯の重さ』について振り返って見ましょう。
この広い芯の部分で、バット先端部に近いエリアが重くなっているバットが飛ぶバットになります。
これらのバットは、セミトップバランスやトップバランスと言われるバットで、バットの先端部が重いので、バットを振った時に体全体にバットの遠心力が掛かります。
バットの根元部分が重くなっているカウンターバランスのバットと振り比べると、一目瞭然なのですが、セミトップバランスやトップバランスのバットは、スイング時にバットに引っ張られそうになります。
カウンターバランスとトップバランスのバットの違いを、図で見てみましょう!!
まずは、カウンターバランスのバットが、こちら
次にトップバランスのバットがこちら
図で見比べると、カウンターバランスとトップバランスでバットの重さの位置が違うことが理解できたと言えます。
トップバランスのバットの芯に、ボールを当てる事が出来れば、打球を遠くに飛ばすことができます。
しかし、セミトップバランスやトップバランスのバットを振りきるだけの、体の筋肉量が求められます。
イメージしやすいのが、ハンマー投げの選手がクルクル回転してから、投てきしている状況です。
この時、グリップ部分とハンマーを繋いでいるワイヤーの距離が、長ければ長いほど回転時に発生する遠心力が大きくなり、体に対する負荷が大きくなります。
これと、同じ原理で、セミトップバランスやトップバランスのバットを振った時にも、大きな遠心力が発生するので、この力に対抗する腕や足腰の筋肉量が必要になります。
それでは、実際にソフトボール2号のバットについて見ていきましょう!!
ソフトボール2号の『飛ぶバット』がこちら!!
ソフトボール2号の飛ぶバットは、セミトップバランスとトップバランスのバットになります。
ソフトボール2号で扱っている飛ぶバットは、ミズノのエックスというトップバランスのバットだけのようですね。
ソフトボール2号の場合、主な選手が小学生なので、トップバランスのように筋肉量がある程度求められるバットは、あまり扱われていないようですね。
実際、私は小学生時代は、背が低く前から2番目くらいだったので、筋肉量的に全然標準に満たないレベルだったので、いつも一番軽いバットで練習や試合をしていた記憶があります。
仮に、背が低い方でも、筋肉量を増やす練習を続ければトップバランスのバットを扱えるので、筋肉量を増やしてトップバランスのバットを振りこなす練習をされると、驚異的な打撃力を小学生時代から習得できると言えます。
一度打球を遠くに飛ばした経験のある方は、ホームランを打ちたいという欲求に変わってくるので、ホームランバッターを夢みて練習するのもありだと思いますね。
まとめ
- ソフトボール2号バットで飛ぶものの特徴が、『芯の重さ』
- ソフトボール2号バットで飛ぶものは、トップバランスのバット
- ソフトボール2号 ミズノのエックスがトップバランスのバット
ソフトボール2号バットで打球を遠くに飛ばせるバットは、トップバランスのバットであることが理解できたと思います。
遠くに打球を飛ばせれば、ソフトボールが楽しくなりますし、また打ちたいという気持ちになりますね。
『また、ソフトボールをしたい』という気持ちを大事に、日々の体作りを同時並行作業で行えれば、筋肉量が上がって更にバッティングが楽しくなると思います。