『ロンネフェルトのシルバーマスターって何?』と考えられた方もいると思います。
『そもそも、マイスター制度ってなんだと思いますか?』。マイスター制度はドイツ発祥の高等職業能力資格認定制度です。ドイツ生まれのロンネフェルトも、マイスター制度によって紅茶の知識や作法を後世に継承してますね。
それでは、『ロンネフェルトのシルバーマスターとは、どんな資格なのか?』この記事で解説いたします。それがこちら!!
ロンネフェルトのシルバーマスターは、こんな資格だった!!
ロンネフェルト社が行っている紅茶のスペシャリストになるための資格試験で、紅茶の基礎知識、テイスティング、マナー、ホスピタリティ(※)などのトレーニングが4日間行われます。
トレーニングの最終日に筆記テスト、ブラインドティーテイスティングで合否判定されます。
(※)ホスピタリティ・・・接客、接遇の場面で、人が人に対して行う「もてなし」の行動や考え方
シルバーマスターは、紅茶のスペシャリストになるための最初の関門になりますね。
それでは、具体的な試験の内容と受験資格について見ていきましょう!!それがこちら!!
シルバーマスターの試験内容
ロンネフェルトのシルバーマスター試験内容がこちら!!
- 紅茶の歴史
- 紅茶の製法
- 紅茶の産地
- 紅茶の効果
- 紅茶のいれ方
- テイスティング
紅茶に興味がある方の多くが、『紅茶のいれ方』や『紅茶の効果』に精通していると思います。さすがに資格試験となると『紅茶の歴史』や『紅茶の製法』について学ぶので奥が深い資格だと言えます。
紅茶の『テイスティング』は、ブラインド(目を閉じた状態)で行われるので、知識、味覚、嗅覚を問われる最大の関門だと思いますね。
シルバーマスターの受験資格
ロンネフェルトのシルバーマスターの受験資格がこちら!!
- ホテル、レストランなどで料飲関係に従事している方
- ロンネフェルト商品を取り扱っている企業に所属している方
受験資格に関しては、調理部門に関わっていないと資格が得られない仕組みになってますね。誰でも受けられる試験では無いことが言えますね。
ロンネフェルトのシルバーマスターの資格試験は、1年に1~2回不定期で開催されます。また、1回に受験できる人数が12~13名に制限されており、受験資格を得るのも大変だと言えますね。
シルバーマスターの上に、こんな資格まであった!!
ロンネフェルトのシルバーマスターの上にはゴールドマスターという資格があります。ゴールドマスターの受験資格は、さらに厳しい条件になってますね。それがこちら!!
- シルバーマスター取得者
- ロンネフェルト社からノミネートを受けた者
- 開催地のスリランカに1週間行ける者
さすがに、ゴールドマスターとなると、世界中のシルバーマスターを集めて紅茶の名産地であるスリランカで行われてますね。
ゴールドマスターはスリランカで行われる試験なので、茶園や工場見学なども行われると思います。
資格取得がメインテーマですが、普段の生活に溶け込んでいる紅茶が出来上がるまでの過程を知れるチャンスなので、深い学びに繋がりますね。
1つの紅茶メーカーが、世界に通じる資格制度を持っている事に驚ろかれた方もいると思います。それだけ、ロンネフェルト社の紅茶の価値が、高く評価されていることが言えますね。
まとめ
- ロンネフェルトのシルバーマスターは、紅茶のスペシャリストになるための資格試験
- シルバーマスターの試験は不定期に1年に1~2回、12~13名で開催される
- シルバーマスターの上には、スリランカで開催されるゴールドマスター試験がある
ロンネフェルト社が世界に通じる紅茶のスペシャリストを養成する仕組みを持っていることが分かりましたね。
不定期に1年に1~2回、12~13名で開催される試験なので、シルバーマスターを受験したいと考えている方は、この枠に入るために情報収集が必要になると思いますね。
紅茶に興味があってスペシャリストになりたい方は、人生の学びとしてシルバーマスター、ゴールドマスターを目指してみる事に大きな価値があると思います。