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ソフトボールのノックとは?ケースノックとシートノックの違いって何?

『ソフトボールのノックって何?』って思うことありますよね。守備についている人に打球が転がっているけど、具体的にはどんな練習なの?と思われる方もいると思います。ノックは守備練習ですね。

このノックにも、ケースノックとシートノックというのがあって、練習方法が全然違うんです。

この記事では、ソフトボールのノックとは具体的にどんな練習の事を言うのか?ケースノックとシートノックの違いについて解説いたします。

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ソフトボールのノックは、こんな練習だった!!

ソフトボールのノックは、基本的に守備練習になりますね。守備位置に野手を配置してノックを打つ人が、自らトスしたボールを打って行います。

ノックは3種類あって『ゴロ』、『ライナー』、『フライ』を捕球して練習します。それでは、各々の練習方法について見ていきましょう!!

ゴロの捕球練習

ゴロは、ボールがグランドを転がってくる打球なので、ボールの正面に体を向けて捕球する練習になります。

ゴロの捕球がソフトボールの守備練習で一番大切な練習になります。打球のバウンドが変わってもボールの正面に体をいれる事で、体で打球を止めて打者走者をアウトにすることが出来ますね。

この時、ゴロの種類にもよりますが、両手で捕球できる打球は両手で捕球するようにしましょう。特に内野手の場合は、捕球してから送球までの速さが求められるので、すぐに投げれる体勢をつくることが大切になります。

左右の打球に対しては、片手で捕球して素早く投げるようにします。

初めてソフトボールをする人にとって一番怖いのが、自分に向かって飛んでくる打球に体や目をそらして、逃げてしまうことですね。このような場合、ボールを確実に捕球することが出来ないのでエラーの原因になります。

ゴロの練習は、奥が深く打球の速さ、打者が打ってから野手が捕球するまでのボールのバウンド回数も大きく異なります。そのため、野手はどのバウンドでボールを捕球するのかイメージしながら練習する必要があります。

内野手の場合、一般的に捕球しやすい位置がショートバウンド時と、胸の高さまでボールが弾んだ時ですね。

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ライナーの捕球練習

ライナーの捕球について内野手の場合、打者との距離が近いので反射神経が求められます。体の付近に飛んできている打球に素早く反応して片手でキャッチしましょう。

外野に飛ぶライナーについては、スライス、ドライブする打球があるのでボールの変化を予測して打球の正面に入って捕球しましょう。

外野手の場合、打球を後ろにそらしてしまうと、ランニングホームランになる可能性が非常に高いので、自分自身の守備範囲を知ることが大切になります。

フライの捕球練習

フライの捕球について内野手の場合、特に気をつけなければならない事は、野手間にあがったフライを自分が捕球するという意思表示が大切になります。

滞空時間の長い打球は、ボールを追って他の内野手も追ってきます。そのため、誰でも捕球することができるので、声を出して意思表示しないとお互いに接触して落球する可能性があります。

外野手の場合、フライの打球の判断で難しくなるのが、前に落ちる打球なのか、後ろに伸びていく打球なのか瞬時の判断が求められます。

これは、繰り返しの練習で打者が打った瞬間に、前進するのか背走するのか身に付ける必要があります。

ケースノックとシートノックは、〇〇有り無しでこんなに違った!!

実戦形式の守備練習にも大きく分けて2種類の練習方法があります。それがこちら!!

  • 走者とアウトカウントをつけたケースノック
  • 内外野の連携を確認するシートノック

それでは、各々の詳細を見ていきましょう!!

走者をつけたケースノック

ケースノックは走者とアウトカウントをつけて、実戦形式で行う練習ですね。実戦の中で再現性の高い状況が1アウト1塁もしくは0アウト1塁ですね。

この状況で、先程のゴロ、ライナー、フライがノッカーから打たれて内野手、外野手は打球を捕球して、進塁する1塁走者をアウトにしたり、打者走者をアウトにします。

ゴロ、ライナー、フライの捕球ができるようになったら、次に大切なことが状況を判断ですね。内野手、外野手は連携して、走者をどこでアウトにするのか考えて行動する必要があります。

これがチームとして機能すると失点を最小限にとどめる事ができ、強いチームの礎が出来上がります。

内外野の連携を確認するシートノック

シートノックは、守備位置ごとに分かれてノックを行います。一般的な試合前のシートノックの場合、外野手は一箇所に集まって外野フライの捕球練習をします。

この時、内野手は守備位置ごとに分かれて内野ゴロを捕球して1塁に送球する練習をします。

次に内野手の連携を兼ねてダブルプレーの練習をしたあとに、外野手が守備位置に配置され内外野連携の守備練習を行います。

基本的には、バックセカンドといって外野手は捕球した打球を2塁ベースに入っている遊撃手や二塁手に返球します。

次に、バックサードで外野手は捕球した打球を3塁ベースに入っている三塁手に返球します。この時、遊撃手や二塁手はカットマンとなって外野手と三塁手の中継に入ります。

その後、バックホームで外野手は捕球した打球をホームベースに入っている捕手に返球します。これで外野手のシートノックは終わりになります。

外野手のシートノックが終わると、バックホームで内野手は捕球した打球をホームベースに入っている捕手に返球して、シートノックが完結します。

ソフトボール 守備練習 引用元:canva

まとめ

  1. ソフトボールのノックとは、ノッカーが打った打球を捕球する守備練習
  2. ケースノックとは、走者とアウトカウントをつけて状況判断を養う守備練習
  3. シートノックとは、内外野の連携を確認するための守備練習

ソフトボールは、キャッチボールが基本なのでボールを相手の構えた所に投げて、しっかり捕球することを徹底しましょう。

このキャッチボールができるようになれば、次のステップであるゴロ、ライナー、フライに対応した守備の体勢を体で覚えることで急速に上達すると思います。

守備体勢や返球が思い通りにできるようになったら、次にケースノックとシートノックで状況判断や内外野の連携を体得しましょう。

ここまでくると、試合の状況に応じて自分はどんな動きが求められているのか俯瞰して見えるようになります。

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