雨の時期って、湿度が高くなって結露がすごいですよね。家の中にいるはずなのに、サウナに入っているような高湿度で息苦しくなりますよね。そんな時、重宝するのが除湿機です。
なぜなら、人が暑さを感じるのは温度だけでは無いからです。風が吹いたり、湿度が下がることで体感温度は確実に下がります。
そんな除湿機を選ぶ基準って『除湿力が高い』とか『除湿機のタンク容量が多い』だと思うのですが、それだけで選んでしまうと近所迷惑になる可能性があります。
この記事では、除湿機を選ぶ基準について紹介いたします。
除湿機を選ぶ基準は〇〇と□□にあった!!
除湿機を選ぶ基準は、『除湿能力』と『静音』にあった。除湿機を選ぶ時に、一般的に『除湿能力』と『水タンク容量』を基準にしている方が多いと思います。
しかし、この基準で除湿機を選んでしまうと、『騒音』による近所迷惑でトラブルになる可能性があります。
日本は、海に囲まれていることもあり、湿度が高く、特に夏になると高温多湿で窓を開けても、『モワッ』とした空気が入り込んできます。
そのため、窓を締め切って昼夜問わず除湿機をフル稼働することになります。
夜間の除湿機の騒音は、周りが静かになるので、音に敏感な方が隣近所に住んでいるとトラブルのもとになる事が考えられます。
このようなトラブルを未然に防ぐために、除湿機を選ぶときは『除湿能力』と『静音』を基準に選ぶことをオススメします。
それでは、実際にどのくらいの音から騒音になるのか見ていきましょう!!
知らないとトラブルのもとになる!騒音の基準はここから!!
一般的に騒音の基準は60dB(デジベル)からと言われています。この60dBは、2人で会話している時の音に相当します。デジベルの一覧がこちら!!
『普通の会話で60dBもあるの?』って驚かれる方もいると思いますが、夜中に普通に会話していると、騒音レベルの音が出ていることになります。
それでは、実際にどのような除湿機がオススメなのか見ていきましょう!!
除湿能力が高くて、静音のオススメ除湿機を教えて!!
除湿機はさまざまなタイプがありますが、除湿能力が高くて静音タイプに注力してオススメします。それがこちら!!
それでは、各々の詳細について見ていきましょう!!
コロナ CD-S6319(W)
コロナ CD-S6319(W)の除湿機は、満水メロディ、オートストップ機能、2・4・8時間切りタイマーを装備。また、24時間切り忘れ防止機能付き。
パナソニック F-YZRX80
パナソニック F-YZRX80の除湿機は、ワイド送風機能により、洗濯物を端から端まで一気に乾燥することができますね。
パナソニック F-YZSX60-S
パナソニック F-YZSX60-Sの除湿機は、イオンを放出することで除菌、脱臭やアレルギー物質を抑制できるナノイーの技術で、部屋干し臭のもととなる菌を除菌できる。
三菱電機 MJ-PV240PX
三菱電機 MJ-PV240PXの除湿機は、部屋をまるごと除湿できるパワフルタイプですね。除湿モード強で7畳のスペースを約13分でドライにすることが可能。
コロナ BD-H189
コロナ BD-H189の除湿機は、ヒーター温風乾燥を採用。ウイルス抑制・除菌・脱臭効果を10年継続して行うことにより、フィルター交換の手間がかからない。
除湿機のデシカント式とコンプレッサー式って何が違うの?
除湿機のデシカント式は、除湿機内部の乾燥剤に水分を吸着させて、空気中の水分を取り除く方法です。コンプレッサー式の除湿機は、空気中の湿った空気を冷まして水滴にして取り除く方法です。
どちらも、空気中の水分を取り除く目的は同じなのですが、デシカント式の除湿機は構造上、ヒーターの熱が放出されるので、長時間使い続けると気温が上昇する問題を抱えています。
コンプッサー式は湿った空気を冷ます構造をしているので、長時間使い続けても気温が上昇することがありません。しかし、デシカント式より値段が高くなります。
まとめ
- 除湿機を選ぶ基準は、『除湿能力』と『静音』
- 夜中に普段の会話をすると騒音レベルになる
- 高温多湿の除湿を考えた時に、除湿機のフル稼働は必須になるので、静音は判断材料になる
最近は、室内にいても、熱中症になるリスクがある状況で、どうやって湿度対策を行うかは、高温対策と同じくらい大事になってくると思います。
長時間使い続ける除湿機は、冷暖房器と同じぐらい価格の面でも気になる商品ですが、連続運転に掛かる費用、静音、気温上昇の反作用などを考慮して選ぶ必要があると言えます。