『自己啓発本って興味あるけど、どの本がいいんだろう』って思いますよね。『数が多すぎて、どれから手を付けていいのか迷う』とか『どれも同じような事が書いてあるし、表紙のカッコよさで選ぼうかなぁ・・・』って考える方もいると思います。
『ちょっと待って!!』自己啓発本を適当に選んだり、表紙の見た目のカッコよさで選ぶのはお金と時間の無駄になります。自己啓発本を選ぶ時は、著者の実体験にに基づく内容になってないと何も得られません。この記事では、社会人として知識や経験が蓄積されてくる30代の方が選ぶべきおすすめの自己啓発本について紹介いたします。それが、こちら!!
実体験に基づく自己啓発本から何が得られるの?
自己啓発本を選ぶ時の基準は、著者の実体験をともなった内容になっているかどうかです。この一択で選んで下さい。なぜなら、著者の経験を仮想体験する事ができるからです。
自己啓発本を読む目的を考えた時に、『今の自分を脱却して、レベルアップした自分になりたい』だと思います。今の自分を脱却するには、成功している著者の実体験をまとめた自己啓発本が必要不可欠になります。
著者が経験した出来事は、現在あなたが抱えている悩みを数年、数十年さかのぼって実体験してきた事です。著者が、『その時に悩んだ事、困ったことなどをどうやって克服してきたのか?どうやって成功したのか?』この経験から言えることに再現性の高い情報が詰まってます。
再現性が高いという事は、あなたも知識を得て行動すれば克服したり、成功へ一歩近ずく事を意味します。
『本を書く人は、もともと経験値の部分で能力があったから成功してるのでは・・・』という方もいると思います。
実際に、経験値による能力差はあると思います。しかし、最初から成功する人は稀だと思います。自己啓発本を書く著者も多くの失敗を重ねてから成功しているはずです。多くの失敗を経たからこそ、文章に説得力がでるのだと思います。
この著者が失敗した経験を、あなたは事前に知ることで、回り道を一つ回避することが出来るので、それだけで時間、お金、エネルギーの無駄を省くことが出来ます。
自己啓発本が実体験に基づいた内容であることが、あなたの人生にとって無駄を省いた直線距離で進める要素である事が理解できたと思います。
30代におすすめの自己啓発本ベスト5がこれ!
30代におすすめの自己啓発本ベスト5がこちら!!
- デール・カーネギー 『人を動かす』
- 星渉 『神メンタル』
- 星渉 『鈴木さんの成功』
- ちきりん 『自分の頭で考えよう』
- 神田昌典 『非常識な成功法則』
それでは、各々の詳細を見ていきましょう!!
※0円から本を読むという手軽さ
自己啓発本もたくさん種類があって、どこから手をつけていいのか迷うと思います。 そんな時に便利なのが、Kindle Unlimited読み放題です。 Kindle Unlimited読み放題は、1ヶ月無料体験があるので、これを使って自己啓発本を読み始めるのもありですね。
デール・カーネギー 『人を動かす』
自己啓発本30代におすすめなのが、デール・カーネギーの不朽の名作である『人を動かす』です。コミュニケーションのとり方一つで相手の反応は180度変わるという事を具体的に簡潔にまとめた良書です。
『人を動かす』で特に印象的なのが、”非難する代わりに、相手を理解するように努めよう”というフレーズがあります。これは、『理解されたと分かるまで、相手はあなたに興味がない』と言い換える事ができます。
当然ですが、相手があなたに興味を持ってくれなければ、あなたの話など聞いてくれません。どんな相手でもあなたの方から先に、相手を理解しようとする姿勢を示すことで、人間関係を円滑にできると思います。この積み重ねが信頼につながると言えますね。
星渉 『神メンタル』
自己啓発本30代におすすめなのが、星渉さんの『神メンタル』は、タイトルにもあるように”「心が強い人」の人生は思い通り”という衝撃の一言でスタートします。
『本当に思い通りになるの?』とか『心が強い人は、もともと強いのでは・・・』と考える方がいると思います。
しかし、『神メンタル』では、自分を変えた人々の実例に基づいて科学的にどうやって『強い心を手に入れる』のかを解説してます。
著者は”人生の9割はメンタルで決まる”と話しており、人生の9割を思い通りにするために、『どうやって、強い心を手する事ができるのか?』について、心と脳の関係から分析し、どのように行動するのかまで紐解いている良書です。
星渉 『鈴木さんの成功』
自己啓発本30代におすすめなのが、星渉さんの『鈴木さんの成功』は、著者が保険会社からコンサルタントとして起業するまでの軌跡を、起業前の著者と、起業後の著者の視点で書かれた本ですね。
著者が経験した2つの視点でストーリーが描かれているので、『起業したての時に、陥りがちな抽象的な成功の捉え方や、商品販売やサービス開始の時にある仕込み不足により申し込みが来ない』といった著者の実体験をまとめた良書です。
これから起業を考えている方や、起業準備中の方は、無駄な失敗を回避したり、大きな気づきを得られると思います。
関連記事:『鈴木さんの成功』レビュー!成功者が実践している鉄則があった!
ちきりん 『自分のアタマで考えよう』
自己啓発本30代におすすめなのが、ちきりんさんの『自分のアタマで考えよう』では、知識と思考は完全に別のものであるという認識から始まります。知識って簡単に言うと脳の中に積み上げてきた記憶や記録だと言えます。
記憶や記録って、過去の情報であり、これが成功体験と結びついていると大きな固定観念となってずっと記憶に残り続けます。これが悪いとは言わないのですが、情報化社会で変化の速い世の中で、知識は思考の妨げになる事を著者は話しております。
現実的に、斬新なアイデアは常識(過去)に囚われないから、印象に残り映えるのだと思います。知識は過去から現在までの積み上げられたデータであって、未来を創出する上では知識と思考を分断して考えなければならないという事を、著者は『自分のアタマで考えよう』というタイトルで表現してますね。
知識と思考を分解することで、固定観念や業界の常識を破壊して、新たな発想や発見ができると思います。
神田昌典 『非常識な成功法則』
自己啓発本30代におすすめなのが、神田昌典さんの『非常識な成功法則』では、心に宿る悪の感情を使えと言ってますね。『悪の感情』と聞くと『ダークサイドに落ちた人』と考える方もいると思います。
著書の言う悪の感情を使うという事は、成功するためには多くのエネルギーが必要であり、その時に悪の感情である『ミエ、メンツ、嫉妬、怒り』といったエネルギーを使って成功してお金を稼ごうという事を話してます。
ここが、非常識な考え方であり、悪の感情を使って成功した後は、経営者として心を磨くという2ステップが成功の鍵であると言ってます。
一般的な成功法則は、善の感情から来るエネルギーだけを使って成功しようという話がほとんどですが、著者は悪の感情から来るエネルギーの方が善の感情から来るエネルギーより大きく、これを利用しない手はないという事を解説してます。
誰しもが持っている悪の感情を認めて、そのエネルギーだけ使うという発想が斬新で、悪の感情が必ずしも悪いものでは無いことをまとめている良書です。
自己啓発本は読んだら、1つずつ〇〇しないと宝の持ち腐れ!!
自己啓発本を読んだら、1つずつ実行しないと宝の持ち腐れ!!なぜなら、本を読んで得た知識は、何もしないとすぐに忘れるからです。読んで満足して終わらないために、必ず行動に移すまでをセットで考える事が大切です。
行動する時に、もっとも大事な事が本から得た知識を1つずつ実行する事です。自己啓発本には、たくさんの学びと気付きがあります。本を読んだ直後は、一度に全部試したくなります。
しかし、これをやってしまうと混乱や迷いが発生し、結局何も出来ずに終わるというパターンになります。必ず1つずつ期間を決めて実行し、あなたにとって良い結果が出るものは継続し、全然結果が出ないものは辞めるという決断が必要になります。
自己啓発本に書かれていることは、すべての項目に対して万人に効果がある訳ではないことを理解し、あなたにとって学びになる項目や気付きがあったことを生活に落とし込んでいくことが重要になります。
自己啓発本を読んでも、1つずつ実行しないと宝の持ち腐れになる事が理解いただけたと思います。
まとめ
- 実体験に基づく自己啓発本から、著者の経験を仮想体験することが出来る
- 経験から言えることに、再現性の高い情報が詰まっている
- 自己啓発本を読んだら、1つずつ実行して自分の物にする
自己啓発本を読むキッカケは、『親や友達が読んでたから』とか『上司や同僚に勧められたから』あるいは、『読んでみたかったから』とかあると思います。
キッカケはたくさんありますが、読む目的は『なんのために、この自己啓発本を読むのか?』だと思います。自己啓発本には、著者の実体験がたくさん含まれています。
この著者の実体験を、あなたが仮想体験することに意味があり、学びがあり、気付きがあり、さまざまな経験を積んで知識を得てきた30代の方で、今の自分を変えたいと考えいる方に自己啓発本は効果を発揮すると思います。